2012年12月16日日曜日


お世話になっております、模擬国連会議全米大会第30代日本代表団派遣事業運営局で団員育成プログラム(Delegation Development Programme : 以下DDP)担当を務めております、須藤と申します。

今回はDDPの概要と、11月下旬に関西と関東に分かれて行った地域DDP1が無事終了した旨をご報告させて頂きます。

まず、今回全米団第30代団員が取り組んでいるDDPは、パブリックスピーキングの向上と政策立案能力の向上の二つを目標としています。
具体的には、DDPの中でパブリックスピーキングの向上を達成するために、英語におけるプレゼンテーションを行い、政策立案能力の向上のためには、政策立案講習会と運営局からの政策立案サポートを行います。

初回のDDPであった地域DDP1では、運営局によるプレゼンテーション講習会を通して、英語プレゼンテーションの導入を行いました。地域DDP1の最後には団員に実際に英語プレゼンテーションに取り組んでもらい、プレゼンテーションにおいて団員それぞれに足りないところを運営局が指摘し、一層のパブリックスピーキングの向上に努めました。これから第30代団員は渡米までの約3ヶ月間、残る4回のDDP会合を経て全米大会に望むことになります。

私は第30代団員に、まず上記のDDPの二つの目標を達成させること、そして、全米大会で日本代表団の名に恥じぬよう活躍してもらうこと、この二点を全米大会までのDDP担当である自分の目標としていきたいと思っています。未熟なところもございますが、責任をもってやって参りますのでみなさま暖かく、第30代団員と運営局を見守って頂ければ幸いです。

残りのDDP会合に関しても随時更新していく予定ですので、今後とも当ブログをよろしくお願い致します。

2012年11月30日金曜日


当事業ブログをご覧のみなさま、こんにちは。模擬国連会議全米大会第30代日本代表団派遣事業運営局員の殿村さおりと申します。寒さが一層身にしむ今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

本日は、1117日に行われました関東での団員育成プログラム(Delegation Development Program,以下DDP)と同日に開催致しましたOBOG会の報告を致します。

今年度のDDPでは、パブリックスピーキングの強化と政策立案能力の向上の2つを目標に掲げております。これは、私たち運営局員が今春に日本代表団として全米大会に参加し、大会で活躍する為に必要だと感じた能力です。17日のDDPでは関東在住の団員と運営局員が集まり、オリエンテーションの後に英語のプレゼンテーションの練習を通してパブリックスピーキング能力の強化に努めました。最後は一人一人英語でプレゼンテーション発表を行い、その結果からそれぞれの課題を確認することができました。このプログラム、DDPについては後日担当の者より詳しい説明をさせていただきますので、その記事も併せてご覧ください。

そして、その晩には全米団OBOG会が開催されました。昨年・一昨年と比べ、より多くの方々にご参加いただきました。OBOG担当として、当事業に携わる者として大変嬉しく思っております。この場を借りて、お越しいただいたみなさまへ改めて御礼申し上げます。
OBOG会にて関東在住の第30代団員の紹介も行い、参加した団員は日本代表団団員としての自覚を高めることができたと思います。

当事業は今年で30年目を迎えます。今日まで途切れることなく活動を続けられているのは、ひとえにOBOGの方々をはじめとするみなさまのおかげです。私たち現運営局員もこの30年の歴史を次へつなげられるように、今後の活動に全力を注ぎます。
今後とも、当事業をよろしくお願い申し上げます。

2012年11月15日木曜日


当ブログをご覧の皆様、こんにちは。模擬国連全米大会第30代日本代表団派遣事業運営局の選考プロセス担当を務めております、桑島美幸と申します。
          
当運営局ホームページに第30代全米団員が発表されました。当初の予定より遅くなり、多くの方々にご迷惑をおかけしました。発表の延期をせざるを得なくなってしまったことをこの場をお借りしてお詫び申し上げます。

30代全米団員として、以下の9名が選ばれました。

井下田愛奈    (日吉研究会)
大橋昭文           (駒場研究会)
佐藤直樹           (駒場研究会)
末永理紗           (駒場研究会)
瀬川知己           (駒場研究会)
橋本佳奈           (駒場研究会)
俵藤あかり           (駒場研究会)
藤川正志           (神戸研究会)
山田圭介           (早稲田研究会)

2ヵ月ほどの選考プロセスでアプライ者を見てきましたが、みな違った個性、違った良さがあり、そのなかから9名を選出するというのは容易ではありませんでした。そのため、、選考プロセスを通過した9名には惜しくも選出されなかった人たちがいることを忘れずに、全米団での機会を最大限活かしてほしいです。また、ここに来るまでに多くの方々から応援され、支えられてきたということも忘れないでほしいと思っています。

さて、早くも11月に30代は初めの団員育成プログラム(Delegation Development Programme, 以下DDP)に参加します。今回は関東・関西で地域別に行われ、1日のみのDDPとなりますが、30代には「日本代表団」の一員になったということを心にとめ、気を引き締めてプログラムに参加してほしいと思います。そして近々、参加会議の決定や役職に関しても話し合いを始めてもらう予定です。

なお、30代全米団員は2013年の全米大会にてニューメキシコ州立大学(New Mexico State University)と組み、Argentinaとして会議に参加することが決定しました。提携校との調整はうまく進んでおり、すでにあちらの学生は会議に向けて準備を始めているそうです。30代も提携校の学生に後れを取らないよう、団員育成プログラムに取り組んでほしいと思っています。

また、私の担当した選考プロセスの中の大きな要である選考会議について、当事業研究の笠島より所感を以下に述べさせていただきます。






 当ブログをご覧の皆様、こんにちは。2013年模擬国連会議全米大会第30代日本代表団派遣事業運営局、研究を務めております笠嶋瑞基と申します。

 私は、今年度の選考プロセスの一つの選考会議において会議監督を務めました。会議監督である私は、選考会議の議題を国際連合総会第三委員会で議論されている”Protection of human rights and fundamental freedoms while countering terrorism”と設定し、会議に至るまでのタスクの内容を吟味し、会議のRules of procedureの設定をしました。アプライ者の皆様はこの議題をもとに様々なタスクに取り組みました。

 今回は、先日行われた選考会議についての簡単な講評をおこないたいと思います。一点目にこの議題の解説、二点目に選考会議の様子、三点目に選考会議を終えての自身の所感です。

 まず、一点目にこの議題を簡単に解説したいと思います。この議題で議論されている大まかな内容は、その議題名から明らかなように、「テロ」の特徴やそれに対する国連やその加盟国による取り組みの特性、そして「人権と基本的自由」の保護といった複雑かつ抽象的な議題です。過去の決議に書き記されている通り、国際人権法や国際人道法、そして国際難民法などの幅広い知識と深い理解が求められる高度な議題です。また、国連が扱うテロの形態の多様性も考慮しなければならない大変込み入った議題でした。

 二点目に選考会議の様子について解説します。選考会議の言語は公式、非公式、決議全て英語です。それ故、いつもと違った雰囲気に最初はアプライ者の皆さんも困惑気味でしたが、議論が進行するにつれ、積極的に発言し、自分の意見をしっかり伝えようとする熱意が伝わってきました。また、2日間で合計7つのミートがあり、それぞれのミートを大切にして考え抜こうとするアプライ者の皆さんの姿勢に大変感心しました。

 三点目に選考会議を終えての自身の所感 を書きます。選考会議を作った身としては、アプライ者が熱心にタスクに取り組み、会議で自分の考えを決議に残そうとするその貪欲さは大変嬉しいものでした。ちょうど一年前に同じ選考を受けた自分を思い出しながら会議の行方を見守っていました。選考会議の雰囲気を感じる中で、私はもっと貪欲に物事に取り組むことが必要であると強く感じました。

 以上で私からの講評を終えさせていただきます。
団員が決定いたしましたが、DDPなどを通して共に成長していけたらと思っています。
今後とも当事業をよろしくお願いします。

2012年11月2日金曜日


全米団第30代派遣事業ブログをご覧の皆様

寒さも厳しくなって参りました今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は、全米団第30代派遣事業運営局、渉外・OBOG担当を務めております殿村さおりと申します。
さて、この度は当事業の渉外活動に関するご説明をさせていただきます。当事業は、多くの方々のご支援・ご協力のもとで成り立っております。
スポンサー各位に向けた事業報告書執筆を完了した後、8月より当事業はスポンサーの新規開拓に励んで参りました。昨年度に引き続き、αLEADERS様、伊藤忠商事株式会社様、双日国際交流財団様、平和中島財団様、三菱UFJ国際財団様(五十音順)からは本年度も厚いご支援を賜りました。また、今年度より株式会社オーシャナイズ様、株式会社レイズアイ様(五十音順)にご協賛いただくこととなりました。スポンサーの皆さまには運営局一同、厚く御礼申し上げます。引き続き何卒当事業をよろしくお願いいたします。

渉外活動を行う中で、多くの皆様とお話しする機会を頂きました。当事業は学生のみで運営されておりますので、社会の皆様の声をお伺いできることは、大変貴重な機会です。
今後も当事業は引き続きスポンサー新規開拓に向けた渉外活動を続けていく所存です。当ブログをご覧の皆様で、当事業へのご協賛にご関心がございましたら、ぜひご連絡いただければと思います。
今後とも、当事業を何卒宜しくお願い致します。

2012年10月13日土曜日


当ブログをご覧の皆様、こんにちは。2013年模擬国連会議全米大会第30代日本代表団派遣事業運営局において、会計・渉外補佐を務めております、田伏宏基と申します。

 本日は、1人の運営局員として、また昨年度の団員選考プロセス参加者として、「選考プロセスの思い出」についてお話させていただきます。

 昨年度の今頃を振り返ると、選考プロセスを非常に楽しんでいたことを思い出します。そもそも私が29代全米団員の選考プロセスへの応募を決意した動機の1つは、「合否の結果に関わらず、この選考のプロセスから何かを得られる」と確信したためでした。

 昨年度の選考会議の議題は“Unilateral economic measures as a means of political and economic coercion against developing countries”で、選考会議までの準備は決して簡単なものではありませんでした。いつものように日本語の文献を探して調べてみても、議題に関する断片的な知識や、政治学的視点に限られた考察しか得ることができませんでした。そのため、私は普段なかなか踏み入れない図書館の洋書用書架に赴きました。そこで、経済学的理論に照らして経済制裁を計量的に分析する書などを見つけ、心が躍ったのを覚えています。
 それでも、調べれば調べるほど分からないことやさらに調べるべきことが見つかり、何度もつまずきそうになりました。そんなときにも、選考プロセスを楽しむことができたのは、「こんなにも深く調べ、考えたことは今までなかった」という自信や満足感があったからでした。
 そして迎えた選考会議当日、張りつめた緊張感の中でも、私は「いつも通り模擬国連会議を楽しもう」と思っていました。いざ、会議が始まると、思うように自分の主張が伝わらなかったり、自分の主張に具体性や論理性が足りないことなどを、議論を通して痛感したりしました。対立が埋まらずに焦ったり、他の参加者の予想外の行動に圧倒されたりと、楽しむことさえだんだん忘れていきました。トイレの鏡で自分の顔を見てそのことに気づいたとき、私は「このプロセスから何かを得よう」という気持ちを思い出しました。その後は、会議が終わるまで、自分の主張が受け入れられたときも、自分の弱点を見つけたときも、楽しむことを心がけました。

 会議を終えて他の参加者と健闘をたたえ合っているとき、私は「どのような結果であっても受け入れることができる」、そのような気持ちでした。選考プロセスを通して得た自信や、見つめ直した弱点は、たとえ私が合格していなかったとしても変わらず得ていたことだろうと今でも思います。

 合格したからこそ得たものも、もちろんあります。それは日本代表としての自覚や全米団員としての充実した日々でした。今年度の選考プロセスに参加されているみなさんも、最後まで選考プロセスに取り組むことで、それぞれの糧になるものを、そして30代全米団員としての日々を、獲得していただきたいと思います。健闘を祈ります。

 最後となりましたが、当事業をご理解・ご支援くださっているみなさまのご協力のもと、今年度の選考プロセスが進行しておりますことに感謝申し上げます。選考プロセス参加者の周囲の皆様におかれましては、最後まで参加者を激励し、見守っていただければ幸いです。

 今後とも当ブログをよろしくお願いします。

2012年10月5日金曜日


皆様、こんにちは。模擬国連会議全米大会第30代日本代表団派遣事業運営局、副団長・広報(報告会担当)を務めます中島悠輔です。

本日は、選考の様子について報告させていただきます。
当事業へのアプライは831日に締め切り、アプライ者はそれから約2か月間の選考を受けている最中です。先日には一次選考が終了し、アプライ者全員が一次選考を通過しました。アプライ者の皆さん、おめでとうございます。それから数々のタスク熟したアプライ者は10月末の選考会議に参加します。会議でも全力を出せるようにアプライ者の皆さんは頑張ってください。このような数々の選考を経て、1112日に第30代日本代表団が発表されます。運営局員一同、次期団員の皆さんの顔を見られることを大変楽しみにしております。

昨年の選考の際の私の話をさせていただきます。これによって、アプライ者の皆さんのモチベーションが少しでも上げることができれば、幸いです。私は、日本代表団員を選ぶ選考に参加している、ということだけで大変緊張しておりました。そして、そういった選考に参加しているということで準備も念入りに行い、選考に臨みました。一次選考に受かったことが分かった時には安堵の溜息をつきましたが、すぐに次のタスクのことを考え始めました。そうして自分の中でそれまで経験したことの無い程、入念に準備をし、また意気込んで参加した選考会議は本当に楽しいものでした。もちろん、会議は単に楽しいものであっただけではなく、挑戦や挫折、紆余曲折も経験しました。そのために、一日目の夜には体力が尽きそうになったことを覚えています。しかし、会議終了の際には選考の大変さや苦労を忘れてしまうほど、大きな満足感を感じました。今でも参加者を集めてみんなでレビューをしたいと思いますし、当時のアプライ者同士で話をすることがしばしばあります。

今、当事業へのアプライ者の皆さんは日本代表団の選考を受けているということもあり、大変緊張されていると思います。しかし、そういった緊張を是非、良い方向に結び付けていってください。そのためには、「全力で楽しむこと」。物事に集中して楽しむことは全ての活動を有意義にすると思います。
そうして選考をくぐり抜けた日本代表団員を暖かく迎えたいと思っております。

2012年8月28日火曜日


みなさんこんにちは。模擬国連全米大会第30代日本代表団派遣事業運営局の団員育成プログラム担当を務めております須藤雄貴と申します。


夏の模擬国連の全国大会である、関西大会も終わり、全米団アプライ締切まで残すところわずかとなりました。みなさんの中で全米団にアプライしてみようか、どうしようかと迷っている方もいるでしょう。僕も去年そうでした。英語も喋れないし、海外なんて行ったことないし、アプライしても受かるはずない、そう思っていました。でもそんな僕がなぜ全米団にアプライしたかというと、模擬国連活動をやっていく中で自分に足りないところを見つけて、それを埋めていきたいという気持ちが全米団アプライに関する自分の中での消極的な気持ちを上回ったからなのです。


“あの時、議場を惹きつけるスピーチができたら”“交渉の時に具体的な政策があれば”一年の時に会議を経験すればするほど自分の積極性のなさ、準備能力の欠如など、多くの欠点を感じ、後悔しました。そんな時にとある先輩の紹介で全米団について詳しく知る機会があって、僕は自分が感じてきた後悔をすべて払拭できる機会を全米団に見出したのです。


このブログを見てくれている模擬国連の新メン達は研究会の会議、全国大会に出てみて何を感じているでしょうか?自分が大使として至らないと思ったこともあったでしょう。他の大使との力の差に圧倒され何もできなくなったこともあったかもしれません。しかしそこで立ち止まってはならないのです。そのような後悔は君たちに与えられた貴重なチャンスであり、そのチャンスを次にどう活かしていくのかを君たちは考えなければならないのです。そして君たちに与えられた後悔というチャンスを活かす機会が全米団にはあります。


アメリカの模擬国連会議に出たい、そんな動機じゃなくてもいい。君たちが自分のいるところから一歩前進したい、自分が感じてきた後悔を払拭して次に生かしたい。そう思っているのなら是非全米団にアプライしてみてください。


30代運営局はそんな君たちをあたたかく迎えたい、そう思っています。

2012年8月15日水曜日


皆さん、こんにちは。
模擬国連全米大会日本事業派遣事業第30代派遣事務局運営局員の渡邊紗世と申します。

今回は一運営局員として、全米団で何が得られるのか、といったことを紹介することで、より全米団について知っていただければと思います。81日からアプライが開始されましたので、少しでも参考になれば幸いです。

全米団派遣事業は主に渡米前の団員育成プログラム、渡米プログラム、渡米後の運営から成り立っています。私はこれら3つすべてが、私を成長させてくれていると感じています。

団員育成プログラムでは自分の立てた政策を数多く英語でプレゼンしたので、論理的に考える力や政策立案力、さらにはプレゼン力が高まったと実感しています。

渡米プログラムでは、ブリーフィングや現地の学生との交流を通して、自分の将来を考えたり、全米大会で多くの学生と議論したりすることで、英語を使って議論する力はもちろん、素早く反省して次にいかす力などを得たりすることができました。

現在私たちは第30代日本代表団派遣にむけての運営中ですが、事業の運営というものを経験することで、責任感を持ちながら、運営とはどのようなものか、問題が発生した時にどう対処したらよいのか、どう話を進めたら効率がよいのかなどを日々学んでいます。

上に書いたように、全米団には、自分がアプライした際に期待した以上にたくさんのものがつまっていました。もうすでにアプライした人は自分が全米団を通して何を得たいのか、またアプライを迷っている人はアプライをすることで何を得られるのか、ぜひ、考えを膨らませてみて下さい。



アプライを迷っている人は同じ研究会・支部の人や近くの研究会の運営局員に是非相談してみてください。やらずに後悔することは大変勿体ないことです。

たくさんのご応募お待ちしています!

2012年8月1日水曜日


 皆様、こんにちは。模擬国連会議全米大会第30代日本代表団派遣事業の運営統括・団長を務めております、越田真奈美です。暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。


  さて、本日81日をもちまして、模擬国連会議全米大会第30代日本代表団派遣事業のアプライが開始しました。申し込み締め切りは831日までとなっております。アプライを考えていらっしゃる方は当事業のHPをご確認ください。


 この場を借りて、アプライを考えている皆さんに向けて、私自身の選考の経験を少し述べさせて頂きます。私が選考プロセス全てをやりきった後に残ったのは、それまで感じたことのない達成感、選考プロセスを本気でやりぬいたことに対する自信、そしてライバル同士でありながら最後まで頑張りぬいた同志との絆でした。このように、選考プロセスは、自分で選択し、設定した目標に向かって本気で努力し、最後までやりぬいた人たちに多くの成果を残してくれると確信しています。


  私がアプライを考えている皆さんに伝えたいことはただ一つです。皆さんはあらゆる可能性を秘めているということです。皆さんが選択した道の先には、自分が想像もしたことのないような世界が待っています。その選択肢の一つとして、全米団を選んでもらえれば幸いです。


 私は今、胸を躍らせています。今年もこの事業によって新たなる自分、新たなる世界を見つけ、成長してゆく若者が輩出されること、そして30代と一緒に成長できるということを心から楽しみにしています。


  皆さんの熱意と勇気によって、29年間継続されてきたこの事業の新たなる歴史を紡ぐことが出来ます。そのことに大変感謝しております。来年も皆さんのおかげで、この歴史ある事業の第30代全米団員の派遣をすることができるのです。第30代全米団運営局員一同、熱い思いを持った皆さんと共にこの事業を作り上げていくことを心から楽しみにしつつ、皆さんのアプライを心よりお待ちしております。


  最後になりましたが、今年もこのようにアプライを開始することができたのは、いつもご理解、ご支援くださっている企業、財団、協賛の方々、顧問の先生方、そして日本全国の模擬国連会員の皆様のおかげです。ありがとうございます。今後とも皆様のご理解、ご支援のほど宜しくお願い致します。

2012年7月17日火曜日


こんにちは、全米団派遣事業第30代運営局広報担当の吹留美佳と申します。

318~47日の3週間にわたる渡米プログラムの後、610日の渡米報告会を持ちまして、第29代日本代表団員は第30代日本代表団派遣事業運営局員となりました。
運営統括・団長 越田真奈美
副団長・広報(報告会担当) 中島悠輔
総務統括 渡邊紗世
渉外・OBOG担当 殿村さおり
会計・渉外補佐 田伏宏基
選考プロセス担当 桑島美幸
研究 笠嶋瑞基
団員育成プログラム担当 須藤雄貴
情報処理・広報(報告書担当) 吹留美佳
以上の9人でこれから次代の派遣に向けて精進してまいります。

私たちは、一年間運営をしていく上での指針となる運営コンセプトを設定しました。今年度の運営コンセプトは“Color our vision, Retouch our work”です。このコンセプトには、①共通したVisionを共有すること、②個を生かすこと、③反省をして次に生かすこと、という三つの意味が含まれています。これらを常に念頭におき、運営に励んでまいりたいと思います。


当ブログは運営局の活動について詳細にお伝えしていくことを目的としております。
今回は610日(日)、714日(土)、715日(日)に行われた渡米報告会について紹介させていただきます。

610日に東京大学にて渡米報告会を行い、スポンサーの皆様をはじめ、多くの方にご足労いただきました。報告会では、模擬国連活動の概要や全米団派遣事業について知っていただきました。実際のアメリカでの提携校との交流の様子や、ブリーフィング、アメリカでの会議の報告を行い、さらにそこから得られたことなどを発表しました。その後の日本模擬国連に所属する学生を対象とした座談会では、より近い距離でご来場された方々とお話しをすることができ、運営や会議に関することなど多くの質問も寄せられ、学生の当事業に対する熱意を強く感じることが出来ました。

1か月後、714日には京都にて報告会、15日には神戸にて報告会を行いました。各大学において試験期間にもかかわらず多くの方に参加していただきました。迫りつつある第30代団員選考プロセスへのアプライ開始が運営局員一同待ち遠しくあります。


また、報告会では報告書の販売もいたしましたが、当事業ホームページからPDF版をダウンロードできますので、是非ご覧ください。紙媒体でご購入をご希望の方は別途、申込者氏名、(日本模擬国連会員であれば)所属研究会・支部、希望冊数、郵送先住所を明記の上、広報担当(pub_nmun@jmun.org)までご連絡ください。また、パソコンの機種によってはPDF版のダウンロードの際に不備が出ることも判明いたしましたので、その際も上記の広報担当までご連絡いただければ直接メールにてお送りいたします。後援・協力団体、顧問の皆様の方のご芳名は報告書に感謝の意を込めて記載させていただいております。


今後とも当事業へのご支援ご協力をよろしくお願いいたします。